長い詩

「急募!
子ヤギが一匹綱がほどけて脱走中!捕獲しようにも1人では逃げ足が速く捕まえられません!
よって、どなたかアシスタントをお願いします!
ツルや葦や竹の切り株だらけの山の中を走り回れる足腰に自信のある方。
ツルなどに引っかかって転倒して葦や竹などの切り株でケガをする可能性もあります!
そんな場合でも自己責任に帰結できる野性味のある方。
報酬は焼きたて石窯焼きピザ一枚!(少ないですか?!じゃあ食パン一斤もサービス!)
2人でやれば一日で捕獲可能と思われます!」


とまあこのような募集広告をネット上に流そうと考えてましたが、

なんのことはない今朝ほど首尾よく捕獲に成功いたしました!
昨日はまったく捕まえられず雨は降ってくるしで嫌になって、
どうにも1人じゃ捕まえられる感じじゃなかったですが、
子ヤギも逃げ惑うのに嫌気がさしたのでしょうか、意外とあっさり(でもないが)飛びかかって捕獲いたしました。

よってアシスタントの募集はせずに済みました^^


最近、ヤギにもマンネリな感じになってましてね、如何様にでもなりたまえくらいの投げやりな感じでしたが、

なんかこうして久々にヤギとの攻防戦を繰り広げ、いい意味でも悪い意味でもヤギの存在を眼前に突きつけられた感じですな。

まあだからといってどうということはないんだが。


それにしてもなんですな、タケノコが旬ですから竹かんむりに旬でタケノコっつうくらい旬のタケノコは元気の元!

ってことで、今朝ほども4、5本掘り出して、お世話になっています島のCえみさんに差し上げましたら、

換わりに手作りカレーをいただいたりなんかして!

カレーが大好物の私は、しかもこのカレー、超うまい!ものですから、

(これはこの勢いでわらしべ長者みたいなことにならんものかな!)ってひらめきましたが、

あんまりカレーがおいしいから独占的に平らげてしまいたいと思います。


いただきものといえばね、昨日はかわいらしい女友達が2人遊びに来ましてね、ウチに。

なんだか¥2000以上するというチョコレートをいただきました!

チョコレートに¥2000って?!しかも直径3cm弱くらいの球体の一口サイズのが6個です!

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なんでもオバマ大統領のお気に入りらしく、FRANS(フラン)というメーカーのもので有名らしい。

オバマだかオバカだか知らないが、このような贅沢は東洋思想からはほとんどかけ離れた倫理観で理解に苦しむことだが、

そんなことは欧米化の近代地球上では洋の東西を問わず、「頭が固いよ君!まあこのチョコでも食って柔軟になれよ!」ってなものでしょうが・・・

そういうわけで、私このチョコをいただきました。

するとどうでしょう。口の中でほどよくとろける絶妙な甘さとほろ苦さ!

実にお上品なお味で、何個食べても飽きの来ない感じの

全く明治やロッテとは大変な違いを明らかに見出してしまうなんとも¥2000以上の値段もうなづけてしまう素晴らしいチョコなんでありました!


人の思想を変えるにはおいしいものが一番かもしれない。


その2人の女性といろいろ話してますと、いわゆる一般的に言う「現実」生活の話もいろいろ出てきて、

でも全く今の自分にはどこか現実的でないなにか遠い過去か異次元の世界の話のように感じて、

改めて、(あ~、俺はお金はないけどホントにお金で買えない自由と自然と安心を得ているよなあ・・・)

幸せの価値観を体感させてもらっていると思った。


4月15日でちょうど島暮らしを始めて1年になります。

1年のお祝いということでみなさん考えてくださっているわけじゃないと思うけど、

なんかご褒美のように最近いただきものなどが多い。


そういえば、2,3日前買出しに笠岡に出て帰りにバイクがパンクして、どうしよう!と思案して、

(そうだ!ちろりん村(自転車屋)に行って直してもらおう!)

って思いついて行きました。ちろりん村の丸山さんはずっと前に一度会っただけですが、

笠岡のベテランアマチュアミュージシャンでもあり笠岡周辺や白石島などでもしょちゅうライブをやられたりと色々話は聞いているので、

この機会にお会いして少し話しができたら、ってわけです。

で、行きまして「北木島に住んでて・・・」と話したら、

サライの人?!」

って島のサライを知ってくださってたという!ありがたいですな。

で、いろいろ話してるうちに、ピアノが欲しいんだけど、と言ったらエレクトーンならある!というんで、

エレクトーンのいらないのを紹介していただきもらえることになったり、

ギターアンプがどっかないですかねえ、と聞いたら、

「あるよ、古いのでよかったら!」

ってギターアンプもいただいちゃったり^^;

サイクリング仲間とまた北木島に行くからその時ピザを食べに行く!とおっしゃってくださったり・・・


パンクした時点で、(困ったなあ・・・いや、しかしこれは何かいいことがあるきっかけに違いない!)

と確かに思ったものです。

 

北木島島のSARAI島暮らし1年間は僕に、

僕がたぶんずっとガキの頃から自分に必要だと感じていた「生命力」を目覚めさせてくれたと思う。

まだ序章に過ぎないから「目覚め始めた」といった方が控えめでよろしいかと思いますが。

「生命力」というのはとても微妙なものでありまたとても明確に強く感じるものでもあると思う。

例えばあのお月様の輝きや潮騒のような・・・

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