異次元世界へ
「こんにちは、ゼンリンですが地図の見直し調査で回っておりまして、
こちらは河田さまでよろしいんでしょうか?」
「いえ河田さんはもう亡くなられてて今は僕が借りて住んでます。」
「ではお名前の方はご主人様のお名前を入れておきましょうか、それとも今看板を見ましたが『島のSARAI』としておきましょうか?」
「そうですね、島のSARAIにしておいてください!それって地図に載るんですか?」
「はい今年の9月に改定版が出ますがそれに記載されます。」
ってことで!本日地図のゼンリンさんが調査で来られ、北木島のウチは「島のSARAI」と表記されてゼンリンの地図上に姿を現わすでしょー!
お昼には北木島のセレブな?おばさま3名がピザを食べに来られました!
先日の大福丸2お花見ツアーでピザを試食いただいたことで「ぜひ焼き立てを食べてみたい!」ってことで来られました^^
にぎやかで明るいおばちゃん達、焼きたて石窯焼きピザのおいしさにハイテンションにおなりになってしまい、
しまいには「ヤギを一度食べてみたい♪」などとおっしゃる始末!
当初3人で4枚食べるってことで、2枚ずつ焼いてお出しまして
2回目の2枚を焼いている時に家の中から
「最初はグー!じゃん!けん!ぽん!」
つって3人のセレブなおばさま方の威勢のいい声が聞こえて来たりして、
一枚8等分のピザ2枚を3人で分けると1切れ余るのでそのためにじゃんけんしてらしてねえ。
どうせ次にまだ2枚あるのに、って言いますと、
「これが楽しいんじゃがー!」
って、実におちゃめなおばちゃん達です^^
食後は無理矢理?私のミニライブを開催いたしまして、
なんだかんだ言って大好評であった^^
またの来訪を誓い帰り際、
「あそこのフキはどこの人の土地かなあ?」ってさすが島のおばさま、ウチの畑の近くに群落しているフキに目を着けていらっしゃった!
「どこから取りに行ったらええんか分からんなあ。」
「ウチの畑を通って行けば行けますよ。」
ってことで、一緒にフキ採りに興じる。
おばちゃんいわく「なかなかいいフキ」なんだそうな。
僕もフキに限らず山菜とか木の実とかそういうものが好きなものだからおばさまに調理の仕方なんぞ教わってさっそく食した!
実にうまい!これが本当の「おいしい」である!
フキを取っている時のおばさん達の言葉、
「このフキの匂いがええんじゃわあ!春の匂いじゃなあ!」
「こういうのを宝の山って言うんよ!」
タイムマシーンかどこでもドアか分からないが、僕はその時全く違う時代か世界にいるような気がした。