現実を創造する

本日午前中は山道の草刈。

この山道は島の旧道で車は通れないが自転車やバイクでは走れる道で、

サイクリングにはうってつけの素晴らしい道なんである!

島のN氏の

「サイクリストが来たときに気持ちよく走れるように道脇の草をある程度刈っておきたい。」

という趣旨に賛同いたしましてお手伝いさせていただきました。

私もこの道だけでなく他の島の旧道や登山道を整備したいと常々思っているが忙しいことを言い訳に

全然手を付けれないでいた。

が、N氏がやるというので便乗させてもらいようやく一歩踏み出せた。

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やはり実際こうして道がきれいになると開墾と同じで実に気持ちの良いやりがいを感じれるものである!

島のSARAIもやることがいっぱいあるのに他の場所まで手を回すというのは少々無理はあるけれど、

やはり北木島の面白さを引き出すには少しずつでもやる必要がある。

N氏もこういうことを面白がってやる人なのでウマが合うし協力してやることもできる。

1人でやるより2人でやると2倍以上の仕事ができる。

<整備したい場所>
○島の旧道

○島の霊場八十八カ所へんろ道

○バックリ山(笠岡十名山の一つ)登山道

○山の縦走路


これらはN氏や他の移住者の方も同じことを考えておられるので有志で協力してやることもできる。

これに加えて島のSARAIの整備。


これらを本当に実現できたら本当に素晴らしい!

今日少し整備した自転車道にしてもその景色と雰囲気は最高です!

N氏もおっしゃっていましたが、

「こんなええとこないで!ここに来ておもろないゆう人は来てくれんでええねん!」と。

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私もまったく同感。

N氏は車と自転車で(どういう形か詳しく聞いてませんが)日本縦断か一周かを2回やってらっしゃる。

その方がそう言うんだから本当に素晴らしいわけです。


来てください来てください!って宣伝して大勢来てもらうことより、

やはり本当に来たい人が来て本当に楽しめれることが一番です!

量より質ですな。

観光もその土地を本当に生かすようなやり方じゃないと意味がない。


ボランティアなんて高尚なことはガラではないからやりもしないが、

自分が楽しめることでわずかなりでも地域や人のためになっていたら

それによって更にやりがいや達成感も倍加する。


現代社会の幻想の中に埋もれて鬱々として世を楽しめない人なんぞ

こうした見捨てられた地の新生復活リノベーション作業に従事すれば、

(市民有志による自主的活動であるならなおさら良いが)

すべて忘れて自分を解放することができるはずである。

真の自信もそういう時に湧き出る。

自分で決めて自ら動く。


やらずに考えるより何も考えないでやればいい。

一秒先もわからないたいしたことない頭だし、

どうせ人は死ぬために生きている、生かされているいのちだから。