論文「ヤギの処遇について」
永遠という尺度から見た矮小なる自分を捨て去ろうというのが島暮らしの主たる目的であるから、
時節柄植物が旺盛に芽吹き育つ姿は「いのち」をそのまま見るようで、
種の中にさえ宇宙があるとはまったくその通りであると手を叩いて喜んでいる。
島のSARAI固定種2代目(北木島では数代、十数代か)となったササゲはぐんぐんと土から天に向かって葉を広げ始め、
ユーホ○で買ったトマトの種も産毛を輝かせながら太陽に向かって伸びる。
はたまた、初めてここに来た時は鬱蒼とした草木の中に埋もれてツルが巻き付いて死に掛けていたあのみかんの木も
命を吹き返しとうとう花のつぼみを膨らませ始めた!(涙)
こんな姿を見るといやでもテキーラサンライズなんか飲みたくなるものだ。
まいどまいどのN氏からまたもやありがたくもちょうだいしてさくらんぼを生かすのアイディアもちょうだいし、
まさにエキゾチックがふさわしいSARAIの夜明けを粋に演出する。
自然は旺盛である!この5月という季節はそれをもっとも感じさせる!
はて?すずらん!お前の腹は日に日に膨れ上がっているようだが?!
ま、まさか?!
便秘・・・そうだ便秘ということに・・・
お~!目を背けてはならない、この現実から!
すずらんは子を孕んでしもうとる!
やはりあの時(2月13日の記事参照)ほんの1分ほど気を許した隙に・・・
旺盛な自然の営みはわずかばかりのチャンスを逃さず種の保存に努める。
お~このたくましいばかりのいのちのいとなみ!
う~ん、俺も見習いてえー^^
<追伸>
って、変に感心しとる場合じゃないっつーの!
おそらく予定日7月中旬頃にはヤギが6匹に増えておるということになる!
右を向いても左を向いてもヤギ!石を投げればヤギにあたって「めえ~」
そこらじゅうで「めえ~、めえ~・・・」
おお~、ヤギが1匹、ヤギが2匹・・・
って眠れねえって!