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タマ(いのち)タマ(睾丸)タマ(霊)づくし

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注)若干のグロテスク画像あり

ヤギタマ取りました。

非常に困難な作業でした。

僕はこういったグロテスクなことは好きではない(ほとんどの人がそうでしょうが)ので、

途中非常に後悔したりもしましたが、乗りかかった船は漕ぎ進まなければヤギにも迷惑です。


根本的に去勢などというものをやらなければいいじゃないか!


それもそうですが、やはり不測の事態により近親交配で子がまた増えるというのも困りものです。

現在の状況下でヤギを飼う以上仕方ないとあきらめて、

プラス思考で、(ヤギのタマが食べれる!)と喜んで見せたりするわけです。

はたまた貴重な経験にもなるってわけです。


ニコイチ捻転去勢法(ネットで検索すれば動画もあります)という素人でもできる実に効率的な方法で取ったわけですが、(二個いっぺんに捻り転がして去勢する方法であります)

これには専用の道具が必要なのです!

この道具、もちろん市販で流通しているものではないので手作りとなるわけですが、

道具も技術もない僕は誰彼となく何気に話をしている中で音友宝亀氏が食い付いて来まして、

宝亀氏の同僚でできる人がいるかもしれんから聞いてみる、ってなことで話が成立していったわけであります。

出来てきたものはなかなかちゃんとしたものでしたので、

話の流れ的に去勢をせねばならなくなったしまった!とこういう始末でもあります。


去勢の一部始終をここに書いてもいいのですが、あまりにグロテスクな描写に抵抗や不快感を示す方もいらっしゃるでしょうからやめておきます。

とにかく大手術でした^^;

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取ったタマはきれいに洗浄し、

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二重に包まれた皮を切り剥ぎ取りますと、中からチャボの卵くらいの大きさの見た目ホタテの貝柱みたいなものが出てきます。

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こういう形になるとなんだか美味そうに見えてくるものです。

そこでハタと感じました。

(まったくこれなんだなあ!肉やなんかでもこうしたパーツになってしまえば食べ物という対象に変わってしまい、元の形やいのちは無いに等しくなるわけだ!)

「便利」というのは、めんどうなことつらいこと苦しいことなどを省略する。

「便利」は人に生き易さ、自由を与えるようになった。


しかしでも、人間がただ受動的に無意識に過ごしていれば、「便利」も仇となって来る。


生き物が食べ物になる過程をすっ飛ばしてスーパーにおいしそうに切り身となってパッケージされていれば、

ただ買ってきて調理するだけで済む。

そこには暖かな血の通った生き物達の鳴き声や抵抗する力なんぞ感じてグロテスクとかかわいそうとか直接感じる必要も無い。

実体の無いグロテスクやかわいそうは薄っぺらで、ただ嫌なものから目を逸らすごまかしに過ぎないかもしれない。

人はもっと安くもっとおいしくもっともっと!と肉を要求し始める、食肉業者も躍起となる、機械化全自動の屠殺工場ができあがる、消費者はそんな過程は一切関知する必要がない、なぜなら「便利」な時代だから!


自動的にハンバーグやカレーや焼肉が食卓に並べられて、牛さんや豚さん、鳥さんなどの生命を感じれる人はほとんどいないに違いない。

頭でも理解して感謝できればかなり上等である。


(やはり人は一度はこの生き物が食べ物に変わり行く過程をまともに見聞するなり体験するなりが必要なのかもしれない。)

とニコイチ捻転去勢を行い取れたタマを食しながら改めて思う。


この度は別に子ヤギのいのち(タマ)を取ったわけではなくただ睾丸(タマ)を取っただけだから、子ヤギはちゃんと元気に(今のところ)何事も無かったように平然としている。

ケツの下には縮れて寂しげな今は無き雄姿の残骸が虚しく縮み上がっている。

この過程での子ヤギの必死の抵抗、鳴き声や体温、血(ニコイチ捻転去勢法では出血はほとんどない)は生身であり充分いのちを感じれるものであり、

その子ヤギの一部分を食すとは我が血肉となりそれによって活動もできるわけだから、子ヤギの生命を生かすための有意義なる働きをせねばならぬという意気込みみたいなものが出てくるものである。


そうなると子ヤギも仮に生命を絶たれていたとしても死にがいがあるというものではなかろうか。

無理にみんなベジタリアンにならなくても、食肉がそういう風であればいのちも浮かばれると思う。

意識の世界は全部つながっているからとにかく感謝が大事である。感謝は光。


タマのお味は?

はい、タマはなかなかの美味でした。見た目も食感もお味もホタテの貝柱そっくりで、ホタテの刺身だと出されて食べてもきっと分からないに違いありません!

酒のアテには最高ではないでしょうか!

感謝でいただきましょう^^

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