海原に遊ぶ

ライブが大成功だからといって儲かっているとは限らないのが草創期パラドックスである。

ただの金銭だけを考えればむやみやたらに忙しいだけで割に合わない、ということになるが、

人の縁、ひろがる和、楽しさ、新たな体験、創造的感覚、広がる希望・・・このようにお金や物質に換える事が出来ない貴重な財産をちょうだいしている。

きっとこれでいいんだ、と思えてくる。

価値観が変わらなければ次の世界の扉は開けない。

私はその先鋒に立っているに違いない、と思えてくる。

「法芒庵」に込めた意味を体験させてもらえているのだろう。

何を選ぶかは人それぞれ。

後悔のない人生は自分自身の選択にかかっている。

いつ死んでも悔い無きように日々生きることができたら、それが一番幸せかもしれない。

 

北木島に来て初めて釣りをした。船釣りに誘われたのである。

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今まで釣りなどというのほほん的事業に時間を割くような余裕などなかった。

釣り自体好きでもないし。

ただ船に乗って海の上の景色やら海を感じたかった。

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 ※海上から見た「島のSARAI」(一番上のきれいで立派な家、ではなくそのすぐ下の家。)


プレジャーボートに乗って、飛島沖と北木島沖でキスを釣った。

 

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六島

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飛島

早朝からほんの4時間ほど。大漁だった。

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瀬戸内海の美しさは船に乗って改めて感じることが出来る!

今も昔も外国からの旅人(特に船に乗っての)をして瀬戸内海は世界一の美しさと言わしめる理由が分かる気がした。

日本は、岡山は、笠岡は、いい宝を持っている。

ただ古今東西人は青い鳥を「今ココ」とは違う外界へと求め歩く。

そして気づけば貴重な宝を失いかけている。

心を静め内なる自分の声を聴く。


今日は何か大きなご褒美をいただいた気がする。