島のSARAIの風の声

島のSARAIの風の声 諸行無常のひびきあり


昨日の笠岡道の駅コスモスフェスティバルは台風接近に伴い風はいささか強かったものの

意外に穏やかな天気で、来場者数も意外に多かった!

宝亀さん(カホーン)、頃末さん(キーボード)、光音(あかね)さん(SAX)、ちひろさん(ヴォーカル)、私(ギター&ヴォーカル)

というメンバーでライブやらせていただきました!

みんな素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくださって!まあ僕なんか一観客みたいな感じになって^^;

なんともうっとりした次第であります!

(むしろ僕なんかいない方がもっとスッキリ洗練されたバンドに仕上がるのではないか?!)と思ってしまったほどです!


惜しいのはこんな素敵な演奏をどうも誰も録画してなかったようだ!という悲しき顛末であります!

前回3台もカメラを据えてた笠岡放送様が来てなかったようでありますし、身内でも誰も撮ってない!

写真さえも撮ってないんじゃないか!?(もちろん?僕もなんも撮ってない!^^)


まあいいじゃないか、砂マンダラのようにすべて幻なんだっていうような仏教哲理を再考するには。


(今日中にフェリーで島に帰らなきゃ明日は台風で確実に欠航だろうから帰れなくなっちまう!)

ってことで、コスモスフェス出演後16:10のフェリーに乗ったわけですが、

船の中で聞いた事実は、

本当はこのフェリーも欠航のはずであった!ということで、

島で祭りがあって祭り後本土に帰る人のために致し方なく島に向かうフェリーを運航させている、ということであった!


要はたまたま島に帰れたってことです^^;


フェリーは波に揺られ、波を横から受けないよう普段とは違う航路を通って行く。

いつもとは違う島風景。

明日は台風が来るんだなあ・・・

 

今朝の島のSARAI、こんな感じ。(写真では分かりづらいですが)

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竜神様が大活躍の暴風雨の中、なすすべもなくキーボードを自動書記のように打つに任せて書き込むブログは自然どうでもよく

長くなっていくのです。龍のように。


大勢で楽しく過ごす時間と島で暴風雨で外にも出れず全くの1人孤独に過ごす時間と、

このギャップにもすっかり慣れたけれど、

やはりこういう時に思うのが、

人の生き方。

どうでもいいことが蔓延している世の中を娑婆(シャバ)というが、

刑務所などの不自由な世界から出ると、そんな世界でも

「シャバの空気はうめえや。」

ってことになる。


ググって調べますと、そもそも娑婆というのはサンスクリット語で「忍耐」という意味があり、

不自由で苦しみの絶えない現象界のことをいうのでありますが、

江戸時代、遊郭を極楽浄土に見立てた助平な男どもの考えとは裏腹に、

牢獄に等しい女郎小屋で束縛状態に生きる女郎達にとって、

外の世界こそ自由な世界。

そうしたことから「娑婆」を自由な世界と呼び、本来の意味とは全く逆の意味として使う場合ができたということである。


いずれにしても現象界である「娑婆」を基準に考えているわけであります。

二元的相対的世界ではひとつの言葉でも全く正反対の意味を持つ言葉になり得る。

誤解や矛盾の生まれる由縁であろう。


「武士道とは死ぬことと見つけたり」

「生命を捨てざれば生命を得ず」

「即天去私」

「自我滅却」


東洋の真理も西洋の真理も究極は同じことなんでありますが、

曲解したり誤解したりして本来の意味とはかけ離れてくる。


これもまた天の真理を地に引き摺り下ろして自己都合に利用する現象界基準の愚行であります。


こういった具合に

これまたなんもわからない私のようなものが分かった風なことを書いている。


昨日も今日も明日も・・・本当に「ある」のかわからない。

数年経てば記憶の奥の方にあるいは消え去りあるいはぼんやりと残り・・・


そんな風な不安定な現実であるのに、

その現実を見て一喜一憂しては心を終始揺るがせているのは、

全くもって珍妙で滑稽なことであるとは思うが、


娑婆を基準に考えていればそれもまた致し方のないことではある。


しかし仕方ないで済ませたのは今までのことであって、

これからはそうもいかないんだろうなあ・・・


って風に、

(仮にこの台風で全部なにもかも吹き飛んだらどうなるのだろう・・・

言わばそれが2011・3・11だったのだろう。雨風しのげる家があるのはとてつもなく有難いことである!)


とふと思ったことから、

竜神様の偉大な働きを軽減させるのは実は我々人の勤めであるとにわかに

自動書記が始まったことによる出鱈目に長いひとつの日記。

 

最近久しぶりに弾き語って改めて(いい曲だなあ)と思った曲。

さよならColor」by SUPER BUTTER DOG

 

そこから旅立つことは とても力がいるよ

波風立てられること  嫌う人ばかりで

でも君はそれでいいの 楽がしたかっただけなの

僕をだましてもいいけど 自分はもうだまさないで

さよならから 始まることが たくさんあるんだよ

本当のことが見えてるなら その思いを僕に見せて


自分をつらぬくことは とても勇気がいるよ

誰もひとりぼっちには なりたくはないから

でも君はそれでいいの  夢の続きはどうしたの

僕を忘れてもいいけど  自分はもう放さないで

さよならから 始まることが たくさんあるんだよ

本当のことが見えてるなら その思いを捨てないで

さよならから 始まることが たくさんあるんだよ

本当のことは見えてるんだろう その思いよ消えないで

その思いを僕に見せて