島ぶどう刈り

11月1、2日は島ぶどう収穫イベントと称しまして、

極く内々少人数で集まり島ぶどう(エビヅル)の収穫を行ったのです。

それほど量は採れないだろう、ということもあり大勢人を集めてもしょうがないということです。


島ぶどうの時期も最早最盛期を通り過ぎ、熟しきってカラカラに干上がっていたり、

鳥に食べられたりであてにしていた場所にはほとんどなかったものですから、

楽しめるまでの収量は期待できないと思っておりましたが、

島のCさんのありがたい情報や収穫中に通りがかった島のUさんらの情報のおかげで、

予想以上の収量を得て皆大満足!

f:id:sarai-kitagiisland:20141101134641j:plain

 

f:id:sarai-kitagiisland:20141101124742j:plain

 島ぶどう仕分け中!

 

採れたての島ぶどうはジャムにしたりジュースで飲んだり!

山脇氏の作った島ぶどうジャムをヨーグルトにかけて食べますと

これはもう未だかつて味わったことのないほど(まあ昨年も味わっておるんでありますが^^;)のさわやかでフルーティーで濃厚な

本物の旬の味でありぶるぶるっと来るんであります!

f:id:sarai-kitagiisland:20141101151114j:plain


濃厚で野性的な美味!

アントシアニンはブルーベリーの約20倍とも言われる?!島ぶどう!

こんなものをいただいておりましたらまさに「桃源郷」という言葉が憚りながら現実のものと体感されるようでありまして、

まったくもって文明に抗うまでもなき自然に準じた自然体の生き方は自らが自らの意志で選択するだけでよいのだということが、

身を持って納得できるわけで、何を考える必要があるのだろう?

あるいはまた島のSARAIカボチャのカボチャカレーも特筆すべき新しい美味でありました!

f:id:sarai-kitagiisland:20141101134632j:plain

 


夕食なんかは例えば僕が山脇氏を港に迎えに行っている間に

女子大生2名メグちゃんマメちゃんが島のSARAIカボチャのカボチャコロッケにカボチャスープ、オニオンリングなんぞを

創作してくださって至れり尽くせりであったり、

f:id:sarai-kitagiisland:20141031205158j:plain

f:id:sarai-kitagiisland:20141031205247j:plain

一足お先に現実世界に戻る山脇氏を港に送りに行っている間に、

チャーハン、ピーマンのカボチャ詰め、カボチャのパンケーキニシヨウトオモッタノニ、などの夕食が創作されていて

至れり尽くせりであったり、

f:id:sarai-kitagiisland:20141101181432j:plain

いつの間にか私がうつらうつらと夢の世界を彷徨いつつある間にメグちゃんマメちゃんはすっかり食器やら台所まで綺麗にしてくださっていて、

ようやく目が覚めて気づいた僕はちょっとウルっと来そうだったから忍び足で写真だけそっと撮っておくのが精一杯で、

落ち着いた頃「ありがとう」を心を込めて申し上げました。

しかしなんと出来た純真な若者達でありましょうか!

f:id:sarai-kitagiisland:20141102001604j:plain


私も一応昼のパスタくらいは作らせていただきました^^;


1日目に島ぶどうの収穫と食を楽しみ尽くし

2日目は天気もイマイチでただなんとはなしに島時間をただグダグダと過ごす的に費やしたのでありますが、

なんとはなしにただ楽しくてどこか充実したような・・・のんびりと過ごすというのはやはり自然の中でこそできることなのか・・・


思考の放擲に悦楽を見出す。

f:id:sarai-kitagiisland:20141102170854j:plain