収穫祭 ~Kさんからの遺言~

あとで気づきましたが、先週末から3連休(私に平日とか休日とか言う感覚はありませんが)は終始収穫祭だったなと!
そんでもって終始おいしいものづくしだったなと!

現役女子大生萌ちゃん作ロコモコ丼と島のおじさんにいただいたメバルの煮付けに始まり、
ロコモコ丼ホントにうまかった!はまっちゃいましたのでまたロコモコ丼パーティーしたいなと思っとります^^萌ちゃんありがとう!)

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笠岡地元の正福院というお寺境内で行われた収穫祭神楽ではおでんやら焼き鳥やらギョーザやら酒やら無料で振舞われて
おまけに子供の頃好きだった神楽を鑑賞できる!
(なんて気前がいいんだ!)と私すっかり気をよくして、人間はこんなにも飲み食いできるものなのか?!ってくらいたらふく飲んで食べた!
しかし、後で聞いたところによるとお花代というものを皆さん包んで出しているらしい!
常識知らずな私は単なる無銭飲食だったわけである!まあ次回は倍返しでお花代包ませていただきます・・・と思ったら、
この収穫祭、7年に一度というじゃないですか!
・・・となると7年後は・・・出世払いになりまして倍返しじゃ済まないでしょうな。ふふ。

 

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そして次に笠岡大島地区の秋穫祭に宝亀さん率いる「おきしとしん」のメンバーとしてライブ出演させていただきました♪
ここでも地元のおばさんたちの地元の産物を使った新鮮でおいしい手作り料理をいただきました!
FB友のTさんから高級なバラの苗もいただきまして、島のSARAIをバラだらけにしてローズオイルを抽出して1人吸って楽しみたいと妄想を膨らませています!
ああ、もちろん希望者にはいくらでも吸っていただきますよ!(臭ってとか嗅いで、と言った方がいいですな)

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その夜は木村式自然栽培米生産者である藤川良一氏主催の収穫祭が笠岡にある私の別荘?で行われまして、
鯛、カワハギ、アオリイカの刺身!鯛の水炊き!そして、今年収穫したお米を藤川氏のと同じく自然栽培米生産者仲間のMさんのお米と食べ比べ!
咬めば咬むほど甘みや味わいが広がる食感もしっかりした実に健康的なお米である!
やはり無肥料無農薬の自然栽培米に勝るものはない!
できれば玄米でいただきたかった^^

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そしてシメとして、高松で行われた私の大尊敬申し上げる今や世界の偉人となられた西園寺昌美講演会へ聴講にあがり、
おいしいものはありませんでしたが、実に爽快でゆかいで胸のすくような魂の満腹感を得ました^^


そしてよくあることですが、後になって論理化されてわかる。

この数日間はまさに文字通り収穫祭であったわけだ!
今年1年の収穫祭であり、島暮らしを始めてからの収穫祭でもあり、
もしかしたら今まで生きてきた人生の収穫祭であったかも・・・と。

そしてはっきりとさらにまた確信しました。


やりたいことをやったらいい。

せこいこと考えるな。ちぢこまるな。

進んで危地に飛び込め。

何とかなる。なんくるないさケセラセラ

 

3日前、私の笠岡の別荘?に帰ったらポストに喪中はがきが届いておりました。

亡くなったのは私の自衛隊時代の仲の良かった先輩Kさんでした。

Kさんは自衛隊では先輩でしたが同い年の47歳でした。

とても人のいい誰からも好かれる楽しい面白い人でした。

健康で元気だったのに急にガンを発症し今年2月28日に逝かれました。

生前最後に電話で話した時に、僕が北木島で島暮らしをしていることを話すと、

とてもうらやましがって早く治って遊びに行きたいと言っていました。

愛知県に住んでいたので結局会うこともなく亡くなってしまいましたが、

生前よりずっと身近にいて僕を応援してくれている気がして、

逆に心強かったりしています^^

Kさんが亡くなられた今年2月28日の僕のブログには「背水の陣」の題で記事が書かれていました。

振り返ればあの日島暮らしにおいて腹をくくった一つの転機だったように思います。

あの時を境にさらに新たな人の出会いや出来事が頻発しています。

「背水の陣」の記事の最後に書かれていた兵法の言葉が、

「死地に陥れてこそ、生き延びることができ、必ず滅ぶような場においてこそ存命できる」

 

本当にそうだと思います。

 

Kさんの遺言ではなかったかと・・・いや、遺言と思ってこれからの人生の座右の銘にしたいと思います。

いつ死ぬか分からない、必ずいつかは死ぬ・・・ならば・・・。