時空の創造
ティピーを作りたくなったので作った。
いつでも解体できるのでちょっと場所をお借りした。
頑丈にと思って竹はちょっと太めにした。
重かった。
(細くて軽いのにしとけば良かった。)
なんてだらしないことは思いません。
地形やその辺の木やいろんな原理を利用して意地でも立てた。
ヤギはこんなとき役に立たない。あらぬ方へ跳んでいくから。
立った。
「立った!立った!ティピーが立った!」
つい叫んだ。
クララが立ったときのハイジの気持ちというものを察した。
感動快感。
つらいことさびしいこと・・・全部忘れちまうような爽快感。
みんなティピーを立てると良い。
全部忘れる。
創作は健全である。
このピラミダルな空間で焚き火を囲み語り合い歌い踊る。
いつでもどんなときでもさりげなくさっぱり楽しく生きようじゃないか。
くよくよするな。めそめそするな。びくびくおどおどするな。
生き生きはちきれんばかりの笑顔と童心でいのちが輝くように、
という祈りを込めた空間である。
もっともっと人は自由に幸せになれる。
ここに入ればそうなる。
非日常空間「島のSARAI」のさらなる異次元空間である。
年明け早々島CAMPのささやかなおもてなしのつもりでもある。
夜の焚き火がいっそう暖かくなるように。
しかし!
・・・ただ、周りに張るシートがない!
ないんである、シートが!
シートがなけりゃただの竹のオブジェだ。
スースーだ、スースー!
抜け作である。
ブルーシートはあるにはあるが寸足らずだし他で使うこともある。
底面の直径5.4m、支柱の一辺約6m。
ですから裾回り5.4m×π=約17m+αで
18m×6mのシートがあればよい。
防炎シートというものがあってそれが一番よさそう。
要求してはいません。
ただ、珍しいシチュエーションではあるが、
もし、「持ってるけど使わない!」という方がいたら譲って下さい。
しかも年内完成させたい!
やっぱりいないですね。
僕はいいかげんな抜け作だから詰めが甘い。
でも時々ミラクルも起きる。天が起こしてくれる。
あなたも一緒にミラクルっちゃいませんか?