ひさびさの愚痴?から見えてくるもの
北木島ピースフェスティバルは遅々とはしておりますが確実に大成功大成就目指して一歩一歩進んでおります。亀だろうが牛だろうが確実に一歩を踏み出して弛まず歩き続ければ必ず目標は達成できるものと信じております。
人間はやはり信念こそが大事だとつくづく思っております。
かく言う私も島暮らし3年目に突入してからなんともこの一人であることの限界を感じつつ最低限の生活をキープするだけで精一杯という状況にあって、しかも気づけばキープどころか経済的に今までで最も貧窮状態であるという現実に揺らぎながら、
「信念こそが大事だ」
なんて恥ずかしくて言えた義理ではないですが、
思えば、島暮らし2年までは今のような経済緊急事態に直面したならあまりの事の重大さに思い余ってこのブログなんかにも思いのたけをぶちまけていたものです。
ところがどうでしょう、3年目に入って3か月ほど経ちましたがそのようなことはちっとも公にぶちまけていないではないですか?!
そうです。麻痺ってんです。こんな現代にあってはどうしようもない狂気ともいえる私の生活状態に対してどうでもよくなったわけです^^;
そういう点ではある意味僕にとっては進歩かもしんないです!
金銭至上主義的地球世界は単なる幻に過ぎないと思っている僕にとっては。
しかし、悲しいかな、私の内面ではやはり時折、
「こんな生活してて一体何になるねん!金にもならんことばかりして!あほくさ!」
ってなことも正直絶叫してます。そうしたときにやはりこの時代に地球に生まれ落ちて以来習慣定着化した低レベルな価値観に毒されている自分に愕然となるものです。
しかし、冷静に一日の終わりの一人の宴にビール(先日地区の祭の演芸会に出場した参加賞のビールです)なんぞ飲みながらホッとして思うことは、
「なんだかんだいってもこういう誰からも束縛されない生活はやはり僕にとっては至福に違いないんだが、やはり問題は経済基準で動いている世界ではそのリスクは苦痛に変わるということにもなるわけだ。」
「人生の楽園」とかいう番組があるそうですね。僕は一度も見たことないですが、それはたぶんほとんどが年金いただけてる悠悠自適な方々のお話なんでしょうね。
それはそれで素晴らしいです!だって真面目に(真面目じゃなかった方もいるかもですね!)働いてきた報償として年金生活の自由が与えられたわけですから!
僕のは全く違います。
もうここら辺で愚痴は止めにします。
北木島ピースフェスティバルの準備に時間を費やす昨今、それにしたって実際お金になることじゃないです!福武財団様の助成金が取れたおかげで出来ることです!
(それが取れたのも2回の島の音楽祭やその他演奏会ライブなどの実績を汲んでいただいてのことだと自負しておりますが、それも皆様の寛大なるご支援ご協力あってのことであります。)
そりゃ当日100人以上のお客様が来てくださったりなんかしたらあるいは余剰金が生まれることになりますが、まあそれは僕の生活の中では一時的なものであるし、結局また次のイベントなりに使役されるがための皆様からの出資金的立場のお金であるでしょうから。
僕はお金の存在自体は否定しません。ただそれに翻弄される人類の価値観に問題あり!と言いたいわけです。ですからいくらお金を儲けてもそれは問題じゃないでしょうが、そのお金を有効に使役しなければやはり単に私腹を肥やしているだけになるし、お金を神のごとくあがめ翻弄される似非新興宗教の洗脳信者と変わらないということになるわけです。
しかし、そんなしみったれた状況とは反対に今ふと気づくことはなんと!驚くことに島暮らし始める前に僕が思いめぐらしていたヴィジョンに確実に近づいているってことです!
北木島ピースフェスティバルもまさにそのひとつであり、更なるヴィジョンの実現のための橋頭堡たるイベントでもあるわけです。
僕が今まで考えていたのは、
来たい人が来てくださればいい、読みたい人が読んでくださればいい。
何でもいいから、来てください!読んでください!なんてことはつまらないことだということでした。
まあ結局なんだかんだいって大変だと言ってもそれはあくまで自分のヴィジョンを達成するために通らねばならない当然通るべき道とハナから覚悟していたことであって、
何せそのヴィジョンとは現代社会に反旗を翻すようなことなんですから、
経済的問題はどうしたって当然あることです。
それを踏みにじって乗り越えて行くことがヴィジョン達成の条件みたいなことにもなるわけです。
よって今僕は確実に僕のヴィジョンを達成しつつある。
己の古き価値観を踏みにじりながら.。