2015年11月11日
本日11月11日というのは、島の仙人ことN氏の7?回目の誕生日ということで、
誕生パーティーは先日日曜日にウチで盛大に執り行ったわけでありますけども、
14名の方々が集まってそれぞれに豪勢な食べ物、飲み物を持参してくださり、
それはそれは楽しい誕生パーティーでいつも元気で楽しいN氏にぴったりであったのです。
北木島に住んで2年半になった私はいろんな方々にお世話になったからこそ今ここに居れるわけですが、
中でも彼の島の仙人N氏には多大なる御恩を賜っておりまして、
N氏がいなかったらもうとっくに北木島にはいなかった、と言っても過言ではないくらいなんです!
なもんですから、ホントに感謝の気持ちを込めて、
「島の仙人」なるバラードなんぞ作って誕生パーティーの際
生歌プレゼントをさせていただいたんでございますが、
後でN氏に感想を訊きますと、
「え?そんなんやった?!」
と、かような答えが返ってきたに及んでは
(まあしょせん私の歌なんぞは自己満足の域を出ない代物であるのだな!)
と思いながらも、
(いや待てよ、別に満足いく出来栄えでもなかったかな、そういえば!)
的な、
まあどうでもよい感じになってきたので、
何を訴えたいかと申しますと!
一昨年仕込んだシイタケがついに目出度く収穫期を迎えおいしくいただいちゃってます!
ってことなんですね。
1年半前このシイタケの植え付け作業をしている時に、
(シイタケを仕込むのはいいが、ちゃんと収穫できるだろうか?!)
と全く不確定要素だらけ先行き不透明だったことを思うと、
今こうしてここでシイタケを収穫して食している現実に、
それはそれは物凄い感慨を覚えるわけであります!
そしてやはりそれはたくさんの縁ある方々のおかげであるし、
特に島の仙人N氏がいたからこそであるとの思いに至るわけです。
同様に石窯用の薪についてもそうです。
昨年の今頃薪をもくもくと作っていましたら
例のごとく島の仙人N氏がふら~っとウチにやってきて、
「お!薪を作ってんのか!ちゅうことは来年も北木島に居る気やな!」
と冗談交じりに言ってたことを思い出しますと、
やはりその丸一年乾かして使えるようになった薪を石窯にくべる度に感慨一入なわけであります!
机上の空論とか声ばかり大きい人というのには絶対なりたくないというのが
僕の中にはあったりしますが、
かといって知恵も力も忍耐力もたいしてあるわけじゃないどころか、
気も利かないしずぼらで適当で世渡り下手な人間なんです。
ただ、人のご縁、自然のご縁、神仏のご縁をいただいて
どうにかこうにか生かしていただいている日々であります。
というのが真実実際のところでありまして、
そんな日々を体感できることこそ
北木島に移住して得た最大の経験であり宝であるし、
真の己の凄さ素晴らしさ尊さを思い知らされもするのです。
~最大の恩人島の仙人の誕生日にあたって~