命を運ぶ

濃密なゴールデンウィークでした。


ざっくり行くと、

5月3日 飛島運動会後の「北木唄っこ一座」(座長島のやさしい電器屋トンさん、ぬく

    だまさん、KUNI)でのライブ♪

5月5日 井原市芳井町の地域おこし協力隊員ワッキー氏の榮庵梅にぬくだまさんと

    訪問。地元の重鎮お2人と楽しくDeepな交流。

5月6日 ぬくだまさんと岡山の某NPO代表宅訪問。北木島ピースフェスティバルへの

    協力依頼など。

5月7日 笠岡へ戻り自然薯植え付けの手伝い。

5月8日 アースデイ岡山に平和の樹岡山メンバーとしてぬくだまさんと参加。

    フラッグセレモニーとピースパレードで演奏。


そして、本日午後ようやく北木島に戻ってきました、と!


長い外出なのでもちろんマサムネも同行であります。

ヤギは、・・・まあ、ウチのは基本半野生状態にてこのくらいの期間ならまず問題ないでしょう。


5月5日~9日まる4日間家を空けたというのは、

確かまだ島暮らし一年目のときの一回だけでした。

その時フジイくんはまだ若く野ざらし状態も生まれて初めてで、

そこらへんに生えているものを片っ端から食べた中で

おそらくツツジに当たったらしく、

4日ぶりに帰ったら顔中ゲロまみれってことがありました。

以来、長く家を空けても3日。それも今までに1回か2回程度。


まあそんなことはどうでもよく・・・

どうでもよくはないが、しかしそんなんでよくヤギ達も3年間元気に生きておるなあと感心するやら・・・

一応飼い主である私も負けずにたくましく生きねばならない!という気にもなるじゃあないですか。

 

このように濃密なスケジュールだったゴールデンウィークのどこをとりあげよっかな・・・

じゃあ、5月7日自然薯植え付けね^^


私の同級生であるMくんが、

自然薯を作る!」

と言うんで、とある田んぼ知ってる人は知ってる田んぼを借りまして

そこに150本か200本植えるってんで手伝ったわけです。

Mくんは去年名古屋の会社を辞めて笠岡に帰って農業でもやって暮らせないものかと

とりあえず自然薯に目を付けたってわけです。

去年実家の庭で20本くらい植えて多少失敗はあったが半分くらいは出来たというので、

今年からちゃんと畑を借りて多めに植えてみるってわけです。


自然薯作りは最初の植え付けにいろいろと手間がかかるということで、

助太刀したわけですが、とりあえず50本しか種芋が届いてないというんで50本だけ植えてあとはいつでも残りが植えれる準備と。

f:id:sarai-kitagiisland:20160507090216j:plain

f:id:sarai-kitagiisland:20160507090245j:plain

f:id:sarai-kitagiisland:20160507101758j:plain

f:id:sarai-kitagiisland:20160507114629j:plain


Mくんは畑仕事は素人ということもあってか、50本も一日かかると思っていたらしく、

半日で終わってあとはゆっくり残りの種芋植え付け準備。

私が手伝う前に豪語していた「2人分働くでー!」の言葉は本当だった、と喜んでいました。

おかげで普段は食べれない寿司をごちになったものです^^

なあに、これはひとつのトリックでしてね、

まあ私も農業はまだまだど素人の域ですが、だいたい作業内容とか量でどれくらいの負担のものかはなんとなく分かるわけで、それに準じて「出来る」と思えば、「2人分働けるぜー!」といった大風呂敷も広げれるってわけです。

これが500本も1000本も手で植えるって言ったら、話は違う・・・はずです。


こうやって私の身近にまた1人資本主義経済社会の歯車から脱皮しようという人間が出てきたというのは、新緑が目に眩いように何かこうウキウキしてしまうわけで、

それは、今秋には自然薯のとろろごはんが腹いっぱい食べれる、という希望でもあるわけです。


振り返れば、このゴールデンウィーク中の出会いや内容は必ず近い将来大きな実りをもたらすだろう出来事ばかりでした。本当に凄い!だから、どうしようもなくありがたい!


夢はどこまでも大きく持とうよ!