Deep underground paradise への道

北木島がピースアイランドである所以のひとつをご紹介しましょう。

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このような高尚な読み物を月間購読されている方が存在しており、

それを私に貸してくださる、ということであります。


人間学を学ぶ月刊誌「致知」。


毎月意義深いテーマに則して現代日本の第一線で生きる賢者の皆さんの対談やら随筆が満載の読み物です。

今回4月号、6月号をお借りして、

毎回感動を禁じ得ないで、

爪の垢でも煎じて飲ませていただきたいくらい立派な方々がいるんだなあと改めて教えていただき、身の引き締まる思いがするわけであります。


今回お借りした中でとても感じ入ったお話しがあったので、

もうやむにやまれずブログに書いてしまっちゃうわけです。


武家の祖母から学んだ人生訓」と題して、

水戸徳川家の流れを汲む松平家の末梢「松平洋史子」さんと米沢藩士の末梢「石川真理子」さんとの対談。お2人とも厳格で寛容で不動心の武家の祖母から高度な人間学を学んだ方です。


松平さんなどは、「本当は人様の前でこういうお話をするのは禁じられているんです。松平家の美学なのね。」とおっしゃり、

祖母、母と時代の流れで時代の要求もあってか、次第にこういうお話を本に書いたりするようになった、と言う。


このお2人の対談の内容がすさまじく美しく気高く凛々しく、「武士道」のなんたるかを女性目線で語られているところが実に感じ入るわけであります。


21世紀は女性の時代!その女性の見本が世界で最も歴史ある日本において、地球上で最高レベルクラスに洗練され華開いていた、という事実がここに明かされている!といっても過言ではないでしょう。


現時点で残念なことは、こんなに素晴らしい教育が特に戦後から全くどこでも誰によってもほとんどなされていない、という事実です。


もうそろそろ敗戦国日本、極悪非道の帝国日本という偏ったマイナスイメージで卑屈に自虐的であるのをやめにしなければいけない時代でしょう。

 

実は世界が真の世界平和をリードする「日本」を待ち望んでいます。


歴史の流れを奥深く精査すれば、光り輝く真実が浮かび上がってきます。


誰もそう感じない、なし崩し的にあたかも自然にそうなっているかのような洗脳教育ほど恐ろしいものはないです。


なぜそんなことが世にはびこったか!?


それはひとりひとりの自覚が足りない、

「平和ボケ」という言葉がありますが、

まさに飼い殺し、経済優先、物質優先で一番重要で大切な「人間とは何か?」「自分とは何か?」

という疑問、自問自答を起こさせない社会に仕組まれ仕込まれてしまったからでしょう。

 

石川真理子さんには「女子の武士道」などいくつか著書があるようです。

 

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昔の日本人はやはり立派だったと改めて思います。

それを古臭いと言うなら、なぜ自分はこの世に生まれて生きていられるのか?

じっくり考えなおした方がいいでしょう。

ただの知識とか口八丁手八丁、世渡り上手、目立ったもの勝ちみたいな人が地位を得るような時代にあっては、

心とか感性とか品格とか情緒などというものは、まったく過去の遺物のように見られるのかもしれません。


しかし、今の時代がまともな時代と言えるでしょうか?

 

だから、僕は時代に反逆してでも早死にしてでも己の信じる道を突き進む人でありたいし、そうなれなくてもそれを目標に少しでも近づきたい。

 

とにかく、

龍治さん素晴らしい本をありがとうございます!