幸福の旅立ち
とうとう2匹の子ヤギの出荷・・・いや、もとい!出立の日が来ました。
芳井のM氏がいろんな構想を胸にちゃんと子ヤギ達の名前も考えネームプレートまで作って引き取りに来られました。
「こう」と「ふく」で「幸福」ってわけです^^
芳井はすでに地域おこし協力隊員ワッキーのところでメスの子ヤギを飼っているので、
ヤギ仲間が増えて耕作放棄地もきれいになり地域の話題にもなり何かしら活性化の足掛かりになるんでありましょう。
おじいちゃんおばあちゃん子供たちにかわいがられて幸福なヤギ生?を完うすることでしょう^^
芳井町といえば、我がお父上の生まれ故郷でもありまして、不思議な縁を感じますなあ。
最後にたーんとおっぱいを吸わせてやって、母子のお別れであります。
4月8日に産まれて56日。もう乳離れの時でもあります。
子ヤギの方は2匹なので車に乗ってしまえば鳴くことはないですが、
すずらんの方は2匹とも子ヤギがいなくなってしまって(というか、たぶん一匹だけ取り残されてしまって)情けない声で悲しそうに鳴いている^^;
しかし、子ヤギ達を乗せた車が行ってしまうとすっかり鳴き止んで黙々と草を食む。
4歳にもなって子育て経験も達者になるとある種の諦観を得るようである。
一応寂しいだろうと思って、フジイくんを山から下ろしてくる。
久々の再会である。
が、別に感動の対面ということもなく、すずらんの方はとりあえず鳴いているが、
フジイくんときたら、ここでもやはり鳴かない!
ちょっとだけすずらんの声に応えようとしたのか、
「ムウ~」
と軽いうめき声のようなものを発しただけである。
う~ん、男らしい!・・・ヤギであることを忘れてしまっているのか?!
山ん中で一匹でひたすら開墾?に明け暮れていれば、鳴くことも忘れ、しまいにはヤギであることをも忘れてしまうのか?!
そのフジイくんの開墾業績は目を見張るものがあります!
そしてこのフジイくんの開墾地の上の方からの景色ときたら、またなんとも麗しく時空を超えてしまうかのような景色が拝めるのです。
その昔北木島の山のほとんどが畑だった頃、というのはとてもロマンティックな場所だったろうなあ、と思う・・・しかし、そんな当時はみんな働きづめに働いていたろうから、あんまりロマンティックでもなかったかもなあ・・・
これからの時代はロマンティックにできるかもしれんなあ・・・
稲の成長も順調です(^^♪