開墾ブルース
今僕が毎日やってることは大半が開墾。
一銭にもならない!
いずれ収入につながるかもしれないが確約などまるでない。
ならばなぜ開墾するのか?!
その昔はほとんどが畑だったという山の斜面を開墾すれば、また畑になるだろう。
そしてほとんどが山の斜面ゆえ、鬱蒼とした葦やら竹やら草木がなくなるとそれはそれは素晴らしい瀬戸内海の風景が楽しめる!
畑にもなるし公園にもなる!
切った竹や木は薪にしたり炭にしたりヤギのえさにしたり公園施設用資材にしたり・・・
誰に報酬をもらわなくても
苦労した分だけ得られる貴重な体験と自然美が精神的エクスタシーという報酬を与えてくれる。
ここが宝島にさえ思えてくる。
時々日本を開墾してる気がしたりもする。
しかし、金がなければ畑も公園もできるどころかその前に僕自身がここから去らなければならない。仮にそうなったとしても今やっていることはすべて無駄にはならないと僕は知っている。
当初からの想定内のこれは実験なんである。