島奮
本日山で見つけたムカデの赤ちゃん!
初めて見ました。
そうこうするうち、首筋がモゾっとしたから何気なく手を回して触ると何かに触れ,
その直後チクッ!
(む?!これはムカデかなんかだ!)と思ったがたいして痛くないのでそのまま仕事を続けた。
下の畑に向かうため道路を歩いている時、胸のところを大きなムカデがモソモソ~と這っているのを見つけ、
「ぎょえ~!」と身体をのけぞらし更に左脇の方へ回り込もうとしているムカデを手で払い落とそうと身体を捻りながらの姿勢になった瞬間、
ピキ~ン!と左わき腹が思いっきり攣ってうずくまるほど痛く、「いで~」と情けない声を上げながら道路に座り込み身もだえしながら、
(これはムカデに刺されたより断然痛いよねえ!)
といったなんとも皮肉な現実に痛みをこらえながら、
(ああ、しかしこれが仮に人通りのある町だったら完全に肝臓かどこかを悪くした急病者だと間違われて119に通報されて救急車呼ばれちゃったりするんだろうねえ!人のいない島でよかった!)
となんだか伸び伸びとのたうちまわれる快感を得てじきに痛みが遠のき、
さっそく本願のムカデを追い払う作業にとりかかる!
背中に回りこんだらしいムカデを見つけるため上着を急いで脱ぎ捨てる!
(うーむ、ここに至っては人通りのある町なら露出狂的変質者と誤認されて110番されかねない!やはり人のいない島でよかった!)
とこれまた伸び伸びと脱ぎ捨てた服をチェック!
いたいた!ムカデ!
思わず踏んで殺生しちまいましたが、
あとから思うに、
(島に来て1年と4ヶ月の間にムカデに3度かまれた。ムカデにかまれるのは我が人生で初めてのことでもあった。小さいムカデの方がうずくということも分かった。
いずれにしてもかまれてもたいして痛くもないムカデをやっきになって殺生するのもイマイチだなあ、こんなものが途方も無くたくさんいて遭遇する可能性が非常に高いこの場所で生活しようと思ったらむしろ共存していかないといかんのだろうな・・・)
とまあやはり原始的に生きる術を身に付けるべき島暮らしかな、と思った夏のアイロニー。
一番よく食うフジイくんの最近の働き。
ビフォー。(8月13日)
アフター。(8月19日)
ブラボー!(いっさい人の手は入れてません。)
約1週間前に採ったテングサ。教えられたとおり水洗いし異物を取って天日干しを4回ほど繰り返しました!
こんな風なちょっくらかぶってみたくなるような金髪のヅラみたくなったらほぼOK!ただこれでもまだ異物は少し付いている!
毎回異物を取るのに2時間ばかりかかった!しかも細かい作業で、
(一体全体寒天を量産する時はどうしてんだろう?!)と疑問に思った。こんな細かくて時間のかかる作業をまともにしていたらものすごい高価な代物になってしまうだろう!
おそらくなんか薬品使って取るとか漂白しちゃうとか・・・。
とにかく天然のテングサから作る手作り寒天などというものは大変な稀少品であろう!
それからさらに自然農法自家製だるまササゲを使った手作りあんことコラボって水ようかんとなれば、これは宮内庁御用達級の稀少品であろう!
やはりこの生活は現代社会に胸のすくような問題提起をかましていると思う。嬉しい。自己満足。一人になったって自己満で歩いて行くさ・・・