濃厚な3日間

先日の「北木島をもっと知ろうツアー」を企画参加した女子大生3名は、

実に皆天真爛漫でそれぞれ個性豊かで行く末頼もしい若者であり女性たちでした。

この3日間のそれぞれの感想からみんな多かれ少なかれ「新たな自分の発見」というものを感じたようです。


「島のSARAI」は観光地としては知名度の低い北木島のさらに辺鄙な場所にあって、

周りは山と海と草木に覆われた古民家。

決して綺麗で快適とはいえない不便な場所にわざわざ2泊3日で来るというのは、

何かを求めて来るわけで、それを求めない人から見れば大して魅力ある場所ではないわけです。


「島のSARAI」での滞在は、言葉にすれば

生きる原点を体験して文明の意味を深く考え、

人と自然の共存の実体験、

デジタル化されていない体温を感じる人とのコミュニケーションの体験、

便利を離れた自給自足的体験、

それらを通してこの宇宙自然の中の矮小な自分に思い至り、謙虚に「生かされている」意味を全身で体感し、

卑小なる自分を無にした時、あるいはまるごと受け入れた時、一転、

天地自然宇宙と一体のすべてとつながっている真実の大きな自分に目覚めることを目的としたい。

単なる島暮らし体験や島おこしで終わらせたくない!というのが正直な気持です。


こういう大きな意図を軸にして実際にここでやることは

みんなで和気藹々と楽しみながら阿呆になるってことでOKなんっす!

俗に言う「童心に帰る」ってやつです^^


今回初の試みである女子大生企画「北木島をもっと知ろうツアー」は

僕もとても勉強になりました!

鶏の屠殺など自ら進んでその作業を買って出るという!

実に頼もしい、何かをあるいは何でも学び取ろうというその積極性には恐れ入りました!


若者の好奇心と行動力を通してたった3日間でも人間としての大きな成長の過程を見させてもらったようで、

それがまた女性であることはなんとも感慨深いものです!

これからは女性の時代です!

そんな世界を担う女性や若者の成長と覚醒に多かれ少なかれ関わることができたなら、

僕のとんでも阿呆な行状も報われるってもんです!


女子大生3名に心から感謝申し上げます!

みんなありがとう!あなたがたは天使であり女神です^^


 

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