島CAMP in 北木島 PART1 !!
2015年1月2~4日島CAMP in 北木島 PART1
寒い冬しかも年明け早々に行われたにもかかわらず大学生高校生など総勢9名が参加されました!
主催者の1人サラちゃんつながりで学生達が芋づる式に関東各地から集まり
実に盛大で有意義なイベントになりました!
集まった学生達はそれぞれ社会に対する問題意識を持って普段から様々なボランティア活動等に参加しては、卒業後に就く仕事についても具体的な目標を持っているという非常に意識の高い若者達で本当に頼もしく思えました。
日本各地を見聞体験して教科書以外の社会の実情実態を生徒に伝え自ら考え行動できる生徒を育てる社会科の先生になりたいという男子高校生まひろ君。
学校の勉強だけでは身に付かない知識や体験を伝える塾講師を目指すまひろ君を見出した甲府の雄、イケメン大学生アッシー。
実家仙台で震災を体験してエネルギー問題について考え様々なNPO等のボランティア活動等に参加する弁護士志望女子大生あゆみちゃん。
地元住民主体の地域おこしに関わる仕事志望で日本各地の見聞旅行やボランティア活動に参加する元弓道部天然女子大生あいりちゃん。
将来国際平和構築に関する仕事に就きたいと国際協力活動のNGO等の活動に参加しつつも最近日本や故郷の良さを見出し始めた語学堪能女子大生エリちゃん。
そして島CAMPの主催者であるサラちゃん、萌ちゃん、まめちゃんの3人もそれぞれ地域おこしや教育に関するボランティア等イベントに普段から積極的に参加活動している現役女子大生である。
これら8名の学生達のリーダー役として参加した先輩社会人のワッキーもいかさ塾の事務局を任されるなど地域おこしの活動にたずさわっている。
このような活動的かつ意識の高い若者がここ島のSARAIに一堂に会したというのは、
必然の偶然とはいえ奇跡的なことであったと改めて思うのであります。
この若者達が島CAMPでしたことは、「エネルギー」をテーマに
ロケットストーヴ作り、薪集め薪作り、電気ガスのない生活体験、ひじき採り、木登り、わらじ作り、餅つき・・・といった自給自足島暮らし体験であったわけです。
今回の島CAMPの目玉は電気ガスのない生活を一晩体験するということで、
夕食の煮炊きはロケットストーヴ、夕食時の灯りはキャンドルのみ、暖房は火鉢のみという
まさにCAMPそのものの体験を寒い冬にやったわけですが、大勢で楽しみながら不便を新鮮に感じつつ電気ガスのありがたみも感じるという意義深い体験となったわけであります。
そして薄暗さと「火」が人をより一層非日常へと誘うのでしょう、炭の消えかけた火鉢で鶏肉が焼けないために乙女3人が考案した「ろうそくの火焼き鳥」で薄暗い中若き乙女3人がろうそくの火でニヤニヤと鶏肉を焼き、時折ろうまみれの焼き鳥を「うまいうまい」と喰らう男どもの姿もそこに現れ、それらが煙でぼやける様は黄泉の国の入り口で行われる酒宴よろしく、隙間だらけの古民家であることに思わずホッとしては換気によって我に返る、そんな貴重な非日常体験。
普段できない非日常の体験は童心や冒険心を目覚めさすものであると改めて思います。
我々の体験が自制によって更に日常を超える体験を生み出し「生きる」原動力になることが理想であります。そのための島のSARAIでありそのための私の体験であるようにすべてが無駄ではなく意味があり偶然ではなく必然であると真に悟って、
また新たなこの場での出会いとハプニングを楽しみに今を生きようと・・・
そんな思いも同じ体験を共有したみんなとつながって伝わって
みんなで「生きる」ことができるなら
それはとても美しい。
次回の島CAMPもきっと楽しい人と出来事に彩られることでしょう!