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進む・・・

気にしなさすぎにもほどがある。

ふと我に返れば島暮らし始まって以来の首の皮一枚状態。

なんとかせねば・・・早急な打開策を・・・

いろいろと思いは巡るのみで、かえって辟易する。

あるいは何もする気にならなかったり・・・

そんな時、映像作家移住者ヨッシー吉川くんから山に埋もれた丁場跡探索の話があり、

二つ返事で話に乗る。

別にお金になる話ではない。

こんな時は道なき道を開墾しつつ何かを発掘するという行為が、

きっと今の情況から脱け出すきっかけにもなる・・・そんな期待も込めて。

 

そしてこの探索隊を「北木島サイコー隊」と臨時的に命名。

サイコーたい!と再興隊を掛けたんです。

でも即席にてダサいネーミングだから今回限りだと思う^^;

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最初山に入る入り口を取り違えて目的とする丁場とは別の丁場を発掘する結果になった。

3つ目の丁場でようやく目的とする丁場に出会えた。

丸一日かかって3つの丁場を探索したわけである。

 

昔の道はあっても草木が茂る。途中から道も分からなくなる。

手のこでバシバシ叩き伐りながら掻き分け、時には岩を攀じ登り進んでゆく。

 

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この岩も登る。

 

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いい眺め。電話もかかる。

 

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次はあちらの反対側の山を登る。

 

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超ど級の壁面!キャンバスになるなあ。

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最初に登った丁場が見える。

 

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やっと目的とする丁場にたどり着く。

 

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さらに山小屋探索に!道が見当たらないため石捨て場を行く。

時にぐらぐらする大石も!注意!!

 

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すばらしい眺め!豊浦地区。遠くに神島、御嶽山も見える。

 

 

 

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やっと見つけた山小屋!

 

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石工の鍛冶場跡。

 

 

こんな山の中に丁場を築いた昔の人のパワーとバイタリティーに頭が下がる想いである。

常に身の危険にさらされながら巨大な石と渡り合い完成された商品として世に出していく。

実際何人も命を落としている。

半端な仕事ではない。

それは北木島の石の歴史の一時代を築いたわけでもある。

道なき道を開墾しながら出会う草木に埋もれた丁場跡とその静寂はそんなノスタルジーやある種の感動を誘うに充分である。



北木島サイコー隊の任務を終えて、

僕自身の打開策は見えただろうか?

昔の人のパワーに圧倒されただけでかえって無力感を感じていたり、

しかし人間の無限の可能性を感じていたり・・・

あのパワーにあやかり、

きっと道は開けると・・・いや、切り拓くと信じる・・・

何の根拠もないが、「絶対大丈夫!」と言い聞かせる。それを確かな根拠にする。

ただ茫洋とぐらつき揺れる己をそうやって奮い立たせようとするのみである。