新たな一歩

旅行作家として著名な斉藤潤さんが昨日から今朝にかけてウチに宿泊滞在された。

 

斉藤さんは特に島に詳しく日本の有人島はすべて行ったことがあり、八重山諸島トカラ列島などは年に1回は必ず行かれるらしい。最近は瀬戸内の島に足繁く通ってらっしゃるという。

今回は香川県の広島での島プロジェクトで古民家をゲストハウスとしてオープンするセレモニーに来られた。そのついでにこの辺りの島をチャーター船で周っていておととい北木島に来てその時にウチに泊まらせてくれという話になった。

斉藤さんに初めてお会いしたのは昨年6月頃で、すでに斉藤さんと知り合いだった島のNさんと真鍋島で会食する席にNさんから誘われたのが最初である。それ以来お会いするのは2回目である。

 

昨夜は酒を酌み交わしながらいろいろとお話させていただいた。

日本のあらゆる島に個性的な知り合い(異色で有名な)がいらっしゃるということで、その人たちの話をお聞きして、改めて(僕なんかまだまだひよっこのペーペーだな!)と思わせていただいたと同時に、こういう言わば一般社会から外れたアウトロー的生き方の現実性可能性将来性というものを教えていただいた感じで、まさにそれは僕にとって「希望」そのものであった!

 

斉藤さんという方は謙虚で気さくな方なのでもちろん私に何かを教え諭そうなどという態度などは微塵も持ち合わせていない感じで、対等な立場でお話させていただいたことは非常に僕にとってためになった。

日本全国いろいろな島の超個性的なクセのあるような人にも好かれお付き合いをされているのは斉藤さんのそうした人徳ゆえだろう。

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斉藤さんとの対話で僕は今後の島暮らしに対する思いというものを純化というのか強化というのか昇華というのかさせられた気がする。

 

要は、(まだまだやっていける!やったるで!)ってことです。

なにせ僕はまだ駆け出しのぺーぺーだと再自覚できたから^^;

 

これが島暮らし3年目に入る月、第2回島の音楽祭&真鍋島五里五里ライブ盛況始末の直後、そして、いったん2,3ヶ月出稼ぎに出ようかと迷っている時に畳み掛けるように起きたということは、

これがまさに流れであり天啓であると感じる。

同時にこれは僕1人のことではなく僕の周りや世界に早かれ遅かれ並列的に起きる激動変革期のシンクロニシティーだろう。

 

今まで常識と思われていたことの大半が虚偽でありそれらが人が「真実生きる」ための自然の法に則った宇宙常識に置き換わることが現実化し始めたということであり、

それはもう誰にも止められない流れとなっている、ということである。(止める(ように見える)とすればその人各自の固定観念しかない。けど、それはもう重荷にしかならないだろう。)

 

ということで、僕は今のタイミングでの出稼ぎなどという逆流行為には目もくれず足を地に着けて牛のようにゆったりと力強く前だけ見つめて前進しようと思う。11月頃までは。