子ヤギ誕生記念ライブ
昨日の子ヤギ誕生記念ライブと銘打った島のSARAI初のライブは無事に終了いたしました!
ミュージシャンの方々、観客の方々和気藹々一体空間を作り出してくださいましてありがとうございました!
初ライブイベントということもあり、いったいぜんたいお客さんは来て下さるのか?!
ダメもとでまずは楽しむことを目的にやってみたことでしたが、
当日は合計10名(うちお子様3名)のお客様が来てくださり、今回の仕掛け人でもある美人プロJAZZベーシストナオミ女史率いるルッタッタ楽団の6名のバンドメンバーと
合わせて16名の人がウチのライブハウスならぬライブ家である母屋に集結したという!
これに楽器(ドラム、ベース、キーボード、アコギ、エレキ、サックス)&PAがあるわけですから、
案外イケるもんだな!と♪
(こころみの家社長さとう氏のドラムが大活躍!どうもありがとう!!謎の料理研究家がシャレで持ってきてくれたキーボードは「変な声が突然出てくる!」ということで不採用だったが!)
演奏の方も3名のプロの方がいらっしゃっるしでとてもお上手で!
J-POPからJazzまでエンターテイメント性に富んだライブで、みんなノリノリ!好評でした!
私の方は、朝から準備で大忙し!
もうなにがなんだか分からないことになり、とうとう大失態を犯してしまった!
それは以前焼きあがったピザを円盤のように放り投げてしまったあの時よりもさらに重大事!
さあ!とバンドメンバーのピザを焼く準備に入ろうとしたら、
ホイロ代わりに使っている保温器のスイッチを入れっぱなしだったことに気づき!
これは放っておくと70℃まで温度が上がるものなので、時遅し!!ピザ生地は酵母が昇天しカピカピのゾンビ状態に成り果ててしまっていた!
私は天を仰いで、まったく茫然自失。泣きたい気分。
「ここまで来てこれかよ!」
しくじった自分をののしり呪いたい気にもなったが、やはりここまでがんばった自分の方がステキだ!と思い直し、
なんとかかろうじて使えそうな生地を(きっと使える!)と思いこんで、
バンドメンバーには正直にミスを伝え、ピザにしてお出しした。
しかし、本当は6枚出す予定のところ2枚しかお出しできず、6人で2枚のピザ。
これは貴重である。
いや、ホント申し訳なかったです!
一応後ほどこのゾンビ生地で焼いたピザを自分でも試しに食べてみたが、意外にクリスピー感なピザで何も言わずに出せばそれほどおかしな物でもない、ということが判明した!
いや、でも自分的に本来のSARAIのおいしいピザとは違うのでやっぱりあかんのです!
まあそんな大失態に捉われている間もなく、すぐにお客さん用のピザを焼いたり・・・
ラピパパにバンドメンバーを港まで迎えに行っていただいたり、
ラピママにお客さんへの給仕を手伝っていただいたり・・・
とこういうHelpや寛大でお上手なミュージシャン方がいなければはたまたノリのいいお客さん方がいなければ、
今回のように滞りなく盛況のうちにライブイベントが成就することはなかったと思う!
皆様本当にありがとうございます!
私はやっぱり恵まれているんだ、と改めて思うのでした。
この文明から取り残されたような自然の音だけが耳にやさしい静寂空間に音楽がしかも生演奏で鳴り響くというのは、
実になんとも言えないウキウキワクワクするものである!
常の静寂を知っているからか生演奏の音が際立って聞こえ新鮮で一般的な場所で聴くのとは随分違う雰囲気を醸しだす!
おまけに興に乗ったお客さんの自然に打ち出す手拍子なんぞが入ってきたら、それはもうそこにまさに文字通りの別天地が展開されたかのようである!
(う~む!やはり人間は創造主である!)
と思わせるに足る。
島には娯楽と言うものがないからか、お客さんの半分は北木島と真鍋島在住の方だったので、後ほど「とても良かった!」と大好評であった!
一夜明けて本日の午前中、昨日お客さんとして来て下さったN氏が今日は1人の年配の男性をお連れ下さり、
その方、昨日真鍋島を散策され今日は初めて訪れたという北木島をN氏の案内のもと巡っていらっしゃり、
ウチにも来られた。
倉敷の「里山を愛する会」の方で、私の島のSARAIの生活に非常に興味を寄せられ、ご本人も倉敷の里山で仲間と同じく炭焼きをしたり基地を作って遊んだり木の実でジャムを作ったり・・・
いろいろ楽しい活動をしていらっしゃるのでお互いに情報交換もでき、
来る3月30日(日)の次なるライブイベントhttp://sarai-kitagi.jimdo.com/news/?logout=1にも来て下さるということになり、
これまた新たな人の輪が広がりそうな予感です!
ライブは今後も毎月1回定期的にやれるようにしたいと思っております!
皆様ふるってご参加ください!
他のイベントもいろいろ企画したいと思っております!
どうもやはりここ島のSARAIは異国情緒ならぬ異次元情緒漂う現代にあっては実に懐かしくも面白い場所であるようなので、
いろんな人に来てもらって潜在意識の奥に眠る野性とか本能とかあるいは神性を目覚ませる導火線に火をつける便利グッズチャッカマン的存在になるのではないか?!
と新時代への胎動は意識の世界から確実に現実に及び始めていると静寂が伝える。