私の心象風景 Part1
いやはや光陰矢の如し。
めくるめく月日は過ぎ、気づけばもう12月も半分を過ぎて年の瀬ですわ!!
僕は普段過去を振り返ったりということをあまりしない質なんで、より一層あっという間に月日が経っているのかもしれません。
そんな僕が、ふとしたはずみに己のちょうど1年前のブログhttp://sarai-kuniverse.hatenablog.com/entry/2014/12/16/232002をまさに1年ぶりに読んだところが、
「はぁ~ん、そんなこともあったっけか!えらいヒーヒー言ってんなあ^^;まあよーがんばっとるなあ!実に面白い!・・・」
と、まあ赤の他人のブログでも読んでる感じになって、
(いや、待てよ!俺だ俺!俺のことだよ!)
と自らオレオレ詐欺的驚きに出くわし、
(ふーむ、やっぱブログとか日記とか書いたほうがいいよなあ・・・)
と、ブログアーカイブを見ると昨年2014年投稿したブログ数が184、今年が現時点で66と、えらく怠けてます^^;
まあこれはいいように考えれば、だいぶ島暮らしも慣れて板についてきたということなんで、
実際1年前のあの頃と経済状況はなんら変わっていない、どころか!
あの時以上に不利な状況であるはずなのに!
今やほとんど不安も心配もない始末!
よって取り立ててブログに書いて茫漠たるネット空間に訴える!という必要性も感じなくなっているんだと思います。
人間というのはやはり進化するんですなあ・・・
で、思うにやはり進化には負荷(リスク)は付き物であって、
それを避けて進化も進歩もない、ということは、
こうして己の経験と照合しても明らかなことであります。
しかし、とかく人間は安定と現状維持に甘んじる傾向が大であります。
それはそれで社会生活を営む上では必然的なことでありますが、
やはりなんでもそうでしょうが防腐剤でも塗ったくっていなければ、
だんだんと腐食していくのがこの世の常でありまして、
最近はいわゆる科学と書いてゴウマンと読ませる人間利己技術の発達によって
あらゆるものの腐食を遅らせることができるようになっています。
これによって表面上は物が腐らない。
しかし実質は腐ると同じくらいかそれ以上の悪影響が生じている始末です。
「新鮮さ」や「生気」は防腐剤では維持できないはずです。
現状維持するほどの価値ある素晴らしいものならば、
現状維持に多大な労力をかける価値もあろうってものですが、
それほどでもないものさえ手放せないのは、
やはり先への不安、先の見えない恐れ、から来るものでありましょう。
人間の弱点の最たる部分ですね。
まあこの防腐剤的発明が今までの人間社会で言えば、
あらゆる不正であり余計な法律であったり過剰に複雑な経済システムであったり、
過剰な医療であったりしたわけだと思います。
しかし、いまだに人間社会の防腐剤の開発は一方で進んでいたりします。
こういう所に負荷をかけリスクを負うよりも
いっそ表面的防腐剤効果のおかげで完全に腐りきって機能しなくなったものすべてを
(そう「すべて」です。中途半端じゃなく。)
捨てきって、
全く新たな価値観でもって世界を創り直すということにリスクを負うことのほうが、
本来の人間の冒険心を心底くすぐり魂を震わせることではないでしょうか。
そして、そこにきっと必ず真実の
「生きがい」や「やりがい」「人間らしさ」が生まれる、というか蘇るはずです。
そしてその時生涯で感じたことのない至福と満悦、歓喜を味わうでしょう。
それはどんなグルメやどんなこの世の物質的快楽よりも素晴らしい持続的なものです。
これは100%確実です。
と、ここまで書いた時にはたと気づくことは、
東北大震災で心底衝撃を受けて、
中途半端じゃなく本気で生き方を変えよう!と決意して、
少し時間はあったが、その後この島暮らしが始まったこの僕の
これは心象風景であるのだな、と。
このブログ記事を更に1年後に再読してどんな気持ちになるのか?
そして世界はどんな風に変わっているのか?
楽しみです♪